ピアノ買取査定の今のトレンド
もちろんピアノの状態やモデルによりますが、実は2014年頃からピアノの買取査定相場が徐々に高くなりはじめ、2015年以降はピアノの買取査定相場は完全な上昇傾向となり、2019年も最高額を更新し続けています。
その理由をざっくりと説明しますね。
ピアノ買取査定相場上昇の理由-その1(1980年代から1990年代)
1980年代前半にヤマハ・カワイなどの国産ピアノメーカーの新品ピアノ販売数が過去最多となり、日本国内の一般家庭に500万台のピアノがあると言われるほどでした。
この時期にヤマハ・カワイの国産ピアノは海外からも「品質が高い」と評価されるようになりました。
しかし1990年代初頭にバブルが崩壊し、新品ピアノ販売数が低迷したため、日本国内の一般家庭にあるピアノ台数はそれほど増えなくなりました。
ピアノ買取査定相場上昇の理由-その2(2000年代)
1990年代後半から2000年代前半にかけて、中国・シンガポール・タイなどのアジア各国が著しい経済発展を遂げていく中でたくさんの富裕層が生まれ、「日本製のピアノは品質が高い」と海外からの評価は依然高く、ピアノの買取業者が国内の中古ピアノを買い取って海外の富裕層に販売するというビジネスが拡大しました。
バブル崩壊以降今でも日本国内では新品のピアノ販売台数は低迷し続けていますが、2000年代に買取業者に買い取られたピアノの80%以上は海外で販売されているため、日本国内の一般家庭にあるピアノが減少し続けて今では200万台ほどと言われています。
ピアノ買取査定相場上昇の理由-その3(2010年代)
バブル崩壊から間もないひと昔前までは「ピアノは新品を買うべき!」と言われていましたが、不況が続く日本では高価な新品のピアノは販売台数が低迷し続けて2000年代後半に新品ピアノの販売一辺倒だった国内の楽器店でも中古ピアノの販売に注力するようになり、日本国内では2010年代に中古ピアノの販売台数が新品ピアノを上回りました。
日本では少子化が進んでいると言われていますが、昔よりも子供の習い事がとても活発で「子供の習い事人気ランキング」にピアノは常に上位に入り続けているのでピアノの購入希望者は常にいます。
ピアノの購入希望者にピアノを販売するためにはピアノの仕入れが必要ですが、日本国内では新品のピアノよりも中古ピアノが人気となり、中古ピアノを買い取って仕入れる必要があります。
しかし、2000年代に買い取られた大多数の中古ピアノが海外に流出して日本国内で流通する中古ピアノ減少しているため、買取査定額を高くしてピアノを買い取る(=仕入れる)ようになりました。
ピアノ買取査定相場上昇の理由-その4(2014年以降)
ピアノ購入希望者の中古ピアノ人気はその後も続き、ヤマハ・カワイのピアノは品質が高いため、楽器店は買取査定額を高くして仕入れたピアノでも販売前にある程度の整備とクリーニングをすれば高く販売できて、故障や不具合は調律師が定期調律で修理できることがわかり、インターネットの一括買取査定サービスが浸透したこともあり、買取査定額を高くしてでもピアノを買い取る(=仕入れる)環境ができました。
今がピアノを高く売れるタイミング
このような経緯があって、現在ピアノの買取査定相場は最高額を更新し続けています。
ただし、2019年に入ってからの買取査定の値上がり幅が、やや縮小してきました。
まだピアノの買取査定相場は継続して高くなる見込みですが、高く売却することを重視しすぎて弾かなくなったピアノを家に保管している間にピアノの状態が悪くなってしまうようなことがないようにしましょう!
しかも、これからピアノのコンクールが始まるこの時期は、ピアノ買取査定業者もピアノの買取を強化しています!
ピアノを高く買い取って、日本国内で中古ピアノとして販売する楽器店であれば国内からピアノが流出することもなく、不要になった・訳あって処分することになったあなたのピアノが子供やピアノ愛好家などピアノを必要としている人に届いて、音を奏で続けてくれます。
しかし、インターネットの一括買取査定サービスではなく、「名前を聞いたことがあるから」という理由で有名なピアノ買取業者にピアノ買取の依頼をすると、あなたの大切なピアノは海外に流出してしまいます。
さらに、現在のヤマハ・カワイをはじめ大手楽器メーカーは日本の住宅事情にフィットする電子ピアノの製造に力を入れているため、今後10年程で中古ピアノの主役が電子ピアノになることが予測されています。
電子ピアノはあくまでも家電の一種ですので、中古ピアノの主役が電子ピアノになると「いつ音が出なくなるかわからない、壊れたら直せずに廃棄するしかない」ため、安さが重視されます。
アコースティックピアノならではの本当のピアノの音の素晴らしさよりも圧倒的に価格が安い電子ピアノが広く普及すると、一部の本格的に演奏をするピアニストを除く大多数にとって中古のアコースティックピアノは「高級な嗜好品」になってしまうため購入者が減少してピアノの買取査定額も下がっていきます。
家族の大切な思い出が詰まったアコースティックピアノは、修理をすれば世代を越えて受け継ぐこともできますが、もし不要になって・訳あってピアノを処分することになったのであれば、今このタイミングでピアノの一括買取査定サービスに申し込みましょう!
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このような経緯から、ヤマハのアップライトピアノの買取価格が急騰中!
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ピアノのメーカー・モデルごとの買取査定相場をチェック
ヤマハのピアノ買取査定相場
ヤマハのアップライトピアノ
シリーズからヤマハのアップライトピアノの買取査定相場をご覧いただけます。※シリーズとは、モデル名に記載されているアルファベットです。
■モデル例
YUSシリーズ(YUS1,YUS3,YUS5など)
YUシリーズ(YU1,YU10,YU3,YU30など)
UXシリーズ(UX1,UX2,UX300など)
ヤマハのグランドピアノ
シリーズからヤマハのグランドピアノの買取査定相場をご覧いただけます。※シリーズとは、モデル名に記載されているアルファベットです。
■モデル例
Cシリーズ(C3,C2,C1など)
CXシリーズ(C3X,C2X,C1Xなど)
Gシリーズ(G1B,G2A,G3Eなど)
Cシリーズ |
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C1
C1L
C1ME
C1TD
C1TD-SH
C2
C2 Chippendale
C2L
C2L Chippendale
C3
C3L
C3A
C3AE
C3B
C3Centennial
C3E
C3LA
C3TD
C3TD-SH
C5
C5L
C5A
C5B
C5E
C5LA
C6
C6L
C6A
C6LA
C7
C7L
C7A
C7B
C7E
C7LA
各種消音・自動演奏など電子機能搭載モデルを含む |
Gシリーズ |
G1B
G1E
G2A
G2B
G2B Chippendale
G2E
G2E Chippendale
G3A
G3B
G3E
G5A
G5B
G5E
各種消音・自動演奏など電子機能搭載モデルを含む |
CXシリーズ |
C1X
C1X-DKV
C1X-SH
C2X
C2X-DKV
C2X-SH
C3X
C3X-DKV
C3X-SH
C3XA
C5X
C5X-DKV
C5X-SH
C6X
C6X-DKV
C6X-SH
C6XA
C7X
C7X-DKV
C7X-SH
各種消音・自動演奏など電子機能搭載モデルを含む |
Aシリーズ |
A1
A1R
A1S
A1L
A1AE
各種消音・自動演奏など電子機能搭載モデルを含む |
Sシリーズ |
S4
S400B
S400E
S4A
S4B
S4B-DKV
S6
S6A
S6B
S6B-DKV
S700E
各種消音・自動演奏など電子機能搭載モデルを含む |
Zシリーズ |
Z1
Z1B
Z1BS
各種消音・自動演奏など電子機能搭載モデルを含む |
CFシリーズ |
CF
CF III
CF IIIS
CF IIIS(PCF3SZ)
CF IIIS(PCF3SA)
CF4
CF6
CFX
各種消音・自動演奏など電子機能搭載モデルを含む |
カワイのピアノ買取査定相場
カワイのアップライトピアノ
シリーズからカワイのアップライトピアノの買取査定相場をご覧いただけます。※シリーズとは、モデル名に記載されているアルファベットです。(一部モデル名記載のアルファベットとシリーズ名が異なる場合があります。)
■モデル例
BSシリーズ(BS-10,BS-25,BS-3Aなど)
Kシリーズ(K-1,K-2,K-3など)
Kiシリーズ(Ki-100R,Ki-55FC,Ki-65など)
カワイのグランドピアノ
シリーズからカワイのグランドピアノの買取査定相場をご覧いただけます。※シリーズとは、モデル名に記載されているアルファベットです。(一部モデル名記載のアルファベットとシリーズ名が異なる場合があります。)
■モデル例
RXシリーズ(RX-1,RX-2,RX-3など)
SK(Shigeru Kawai)シリーズ(SK-2,SK-3,SK-5など)
KGシリーズ(KG-1,KG-2,KG-3など)
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